梨田監督「グリーンの1球だけ“レッド”」
先発ローテーション入りが確実視されながら、開幕直前に右太もも肉離れで戦列を離れていた楽天の安楽智大投手(20)が、ようやく今季初先発。巻き返しへの第一歩を踏み出した20歳の右腕だったが、6回3失点で無念の敗戦投手となった。
初回、「慎重になりすぎた部分があった」と、先頭の坂口に四球を与えると、2死から雄平に左翼線への先制二塁打を許す。4回には山田の二塁打に自身の暴投、グリーンの左翼線に落ちる適時打で2点目を失った。そして、1点差で迎えた6回には、簡単に2死をとりながらグリーンに高めの直球を叩かれて来日初アーチを献上。「2死からの一発は悔やまれます。あの本塁打で試合が決まってしまった」と、痛恨の3点目を失い、この回限りでマウンドを降りた。
6回93球、5安打3失点の内容に、梨田監督は「久しぶりにしてはいい方だったけど、グリーンの1球だけ"レッド"。ちょっとまずかったね」とまずまずの評価。次回登板へ向け安楽は「スタミナは問題なかったし、ボールの強さは出ていた。課題も多いけど、しっかり取り組んでいきたい」と話していた。
安樂 由規と「甲子園最速男対決」実現も敗れる
デスク「チームがブッチギリの首位で、すっかり存在を忘れてたけど、ようやく2軍昇格かよ。何やってんだ」
記者「楽天のオコエ瑠偉外野手(19)が15日から2軍に合流します」
デスク「チームがブッチギリの首位で、すっかり存在を忘れてたけど、1軍じゃなくて、ようやく2軍昇格かよ。何やってんだ」
記者「春季キャンプ3日目に右手薬指を骨折し離脱。4月中旬から育成試合に出場したものの、足首を捻挫して再び欠場。ここへきてようやく状態を上げてきたそうです」
デスク「昨オフにレンジャーズのダルビッシュと一緒に自主トレをやった選手は軒並み活躍しているのに。ケガがあったとはいえ、ダメなのはオコエだけじゃないか?」
記者「キャンプ直前に生活態度などを梨田監督から一喝されましたが、今でもあまり変わっていないなんて話も耳に入ってきます」
デスク「楽天は外野の層が厚くて、梨田さんが『4人守らせたいぐらい』なんて言っているぐらいだから、オコエが1軍に上がるのは大変だ。キャラが立つ男だけに、また話題を振りまいてほしいけどな…」
http://www.zakzak.co.jp/spo/news/170614/spo1706140013-n1.html
楽天の化けの皮が剥がれてきてる件
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広島楽天の日本シリーズ前哨戦は楽天が勝ち越したわけやが
2戦目 楽天辛勝
3戦目 楽天辛勝
戦力的には明らかに広島が上回ってたが緒方がだいぶ足引っ張って監督の差が出たカードだった
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安楽「あの一発で試合が決まった。」
右脚のけがから復帰した東北楽天の安楽が、今季初めて1軍のマウンドに上がった。由規との「甲子園を沸かせたスター投手」対決は打線の援護がなく、6回3失点で黒星。「チームの調子も良いので、その流れに乗っていきたかったが…」と話したが、復帰を待ちわびたファンに次回以降への期待を抱かせる投球だった。
「慎重に入りすぎた」と立ち上がりこそ先頭への四球から先制を許したものの、二回以降は落ち着いたマウンドさばきを見せた。悔やまれるのは、1-2の六回。2死までテンポ良く打ち取った直後、グリーンに内角高めに入った直球を完璧に捉えられて右越えソロを喫した。「あの一発で試合が決まった。もっと冷静に攻めていくべきだった」と反省する。
先発枠入りを手中に収めながら、開幕直前に故障離脱。好調なチームを複雑な思いで見つめながらリハビリに励んだという。「けがをした期間をプラスにしたい」と2軍では持ち味の直球の球威に磨きを掛け、この日も要所で打者を詰まらせた。女房役の足立は「直球は強さがあった。これからさらに良くなっていくと思う」と太鼓判を押した。
安楽自身も「スタミナは問題ないし、球も弱さは出ていなかった」と収穫を感じた様子。与田投手コーチは「いま100%を求めるのは酷な話。反省点を直していってほしい」と、シーズンを通した右腕の活躍に期待を寄せた。(浦響子)
則本“世界新”へ「やること変わらない」
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト―楽天(15日・神宮)
楽天の則本昂大投手(26)は14日、先発する15日のヤクルト戦(神宮)へ向けて最終調整を行った。前回登板で8試合連続2桁奪三振を達成し、P・マルティネス(元Rソックス)、C・セール(Rソックス)のメジャー記録に並んだ。"世界新"となる、9試合連続2桁奪三振に挑む右腕に聞いた。
◆則本に聞く
―ファンの間でも記録への注目が続いている。
「どういう注目があろうと、自分がやることは変わらない。勝つことだけを考えて投げたいと思います」
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト―楽天(15日・神宮)
楽天の則本昂大投手(26)は14日、先発する15日のヤクルト戦(神宮)へ向けて最終調整を行った。前回登板で8試合連続2桁奪三振を達成し、P・マルティネス(元Rソックス)、C・セール(Rソックス)のメジャー記録に並んだ。"世界新"となる、9試合連続2桁奪三振に挑む右腕に聞いた。
◆則本に聞く
―ファンの間でも記録への注目が続いている。
「どういう注目があろうと、自分がやることは変わらない。勝つことだけを考えて投げたいと思います」
―13日からの試合を含め、ヤクルト打線の印象は?
「けが人とかもあって、ベストの状態ではないと思いますけど、どういう相手でも、どういう状態でも、自分がやることは変わらないので。自分の状態を見極めながら、バッテリーで話して、勝てるピッチングをしていければ」
―現在の自身の状態をどう感じているか?
「状態は悪くないと思いますけど、(開幕から)10試合投げて疲れが出てくる頃。そのサインを見落とさないようにやっていけば、けがのリスクも減っていくと思う」
―ローテーション的に3連戦の3番目。前の2試合を見て分析できるという利点はあるか?
「それもあるとは思いますけど、対戦するのは自分なので。その日その日、自分が感じたことを試合で出していけたら」
―今季初めて打席に入るが、投球への影響は?
「やってみないと分からない。そのときそのときに応じた自分の仕事もあると思うので、打席でもマウンドでも、自分がしっかりすれば勝ちにはつながると思う」
―自身の力感をうまくコントロールできているという実感はある?
「力感というのは分からないんですけど、状態がいいので、その状態を、そのまま試合で出せているだけだと思います」
安楽「慎重に入りすぎた」今季初登板は6回3失点黒星
楽天の安楽は6回5安打3失点。今季初登板で黒星を喫した。「慎重に入りすぎた」という初回は2死一塁で雄平に左翼線へ先制の適時二塁打。6回は2死からグリーンに右越えソロを浴び、「2アウトからもったいなかった」と反省した。
開幕2戦目の先発内定後に右大腿二頭筋を部分損傷。3年目の開幕を2軍で迎えた。「悔しい思いがあった」と必死でリハビリ。復帰戦は最速146キロ止まりだったが、甲子園で快速球で鳴らした目標の先輩でもある由規との投げ合いで、しっかりと腕を振った。
連勝は3で止まったが、梨田監督は「(安楽は)まずまず。久しぶりにしてはいいボールだった」と及第点。「ケガをしたから今があるという投球をしたい」。安楽のシーズンがようやく始まった。
▼楽天・茂木(5回守備から途中交代)疲労で体がちょっとだるい感じだった。
藤田ブレーキ、好機で悔しい凡退「どこかで打っていなければいけなかった」
東北楽天打線はつながりを欠いた。6四球と制球を乱した由規を攻略できず、礒部打撃コーチは「はまってしまうと打ちづらい。左打者はスライダーでカウントを取られた。きょうはつきがなかった」とさばさばと振り返った。
昨季、リーグトップの得点圏打率を誇った7番藤田のブレーキが響いた。二回1死二、三塁と四回1死三塁の好機でいずれも凡退。特に二回は安打性の当たりを由規の好捕に阻まれた。「犠牲フライで追い付く場面。どこかで打っていなければいけなかった」と唇をかむ。
指名打者制のないセ・リーグ主催試合の難しさもあった。足立が歩かされた二回に触れ「自分が打たないと(9番が投手なので)次が敬遠されるのは分かっていたが…」と肩を落とした。